黒猫の散歩

スナップ・ショットを中心に・・・・

加須市の浮野の里

標識に釣られて立ち寄ってみました。
どうやら6月にあやめ祭りを行っており、現在はシーズンオフとの事です。
ただし、見事なクヌギ並木のおかげで、カブトムシやクワガタムシが採れるようです。
ここは、約2万年前、最終氷河期に東京湾の海水面が下がり、広い海岸平野になったそうです。そこに、陸を流れていた利根川、荒川、渡良瀬川、思川が流れるようになり、川の流れたところは峡谷、残された部分は台地として残ったそうです。
そして再び気候が温暖化し、海水面も上昇し現在の海水面より1~2m高くなり、関東平野の奥くまで海水が浸入してきました。その波打ち際が「浮野」の地下と考えられているそうです。その地下の古い地層から地下水が湧き出し、「浮野」に低温と湿り気を与えていると考えられているようです。

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